◆鉛の危険性
日本の水道水質基準は大人が一日2g、乳児が0.75gの水を毎日飲んでも血中濃度が健康に影響するレベルを超えないように設定されている。
だが、鉛は蓄積性があるため、摂取量は少ないほどよい。空気や大気からも摂取され、大人は7割以上を食物からとる。乳児は水の摂取割合が大きいため、知能の発達の遅れなどの影響が懸念される。 |
◆WHO(世界保健機関)の指針と日本の対応
飲料水の水質指針の鉛濃度(1gあたりmg)を0.01以下と決めている。
日本は92年12月これを受けて従来の0.1から0.05にとりあえず厳しくし、約10年後をめどにWHO並みの0.01までに持っていく移行期間を設けた。
◆水道水のなまり濃度
鉛濃度は末端の蛇口ではかるのが一般的。
水道管から溶け出した鉛が滞留する朝一番の水を選ぶ事もある。
鉛管は浄水場からの本管でなく住宅への引きこみ管に主として使われ、各自治体の水道事業者が「水質基準にあった水を供給する」という水道法の義務を果たすには、引込み管を取り換えなくてはならない。 |